【ジーナ式記録】ジーナ式って何?ネントレ?

モチ

ジーナ式って誤解されやすい!!

モチ猫

知ってる!いわゆるネントレだよね。結構厳しいイメージがあるけど。

モチ

それが違うのー!ネントレではなく、数ある育児法の1つです。

モチ猫

育児法・・。叱らない育児とか食育とか、そんな感じ??

モチ

イメージはそんな感じ。ざっくり言うと乳幼児に1番大事なのは「睡眠」と考えていて、その睡眠をいかにしっかりさせてあげるかを重視している育児法がジーナ式!

モチ猫

(熱量が怖い・・・)

目次

ジーナ式って何?

ジーナ式とはイギリス人の育児コンサルタントであるジーナ・フォードさんが発案したメソッドです。「ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」という本を出版されています。睡眠を大事にしているメソッドなので、どのように寝てもらうかをたくさん書いてあることもあり「ネントレ(寝んねトレーニング)」の1つとして認識されていることが多いかと思います。

ネントレ(寝んねトレーニング)とは

一般定期に、赤ちゃんが空腹や排せつ時などを除いて、赤ちゃんが夜中に目が覚めても泣くことがなく一人で再び眠りに戻れること、決まった時価間に一人で眠りにつくことができるようにトレーニングをする事だと思います。
日本では批判的に捉えられてしまうこともある「ネントレ」ですが、これも「泣かせるネントレ」と「泣かせないネントレ」に分けられています(あくまでもネット上や主観の範囲だと思いますが・・・)。ジーナ式やファーバー式(ファーバー式はまた記事を書きたいと思っています!)は、「泣かせるネントレ」によく分類されていると思います。

泣かせるネントレは可哀そう?

これは子育て中の親はみんな思いますよね?「抱っこしてあげれば泣き止むのにわざわざ泣かせて、泣き疲れて寝ることをよしとするなんて可哀そうだ!」「一人で寝れないなんて数年のこと。親が楽したいために子供に負担を強いている。」「愛着障害になるのでは?」など、こんな意見はたくさん見ると思います。

ジーナ式も「泣かせるネントレ」によく分類されてしまいますが、「泣かせることを良しとしていない」ということはもっと知ってほしいと思っています。海外の方が書いているので翻訳のせいなのか「泣かせる」事が主として捉えられてしまうのかな?と思うのですが、本来は泣いてもそのまま様子を見るのは最終手段または1歳以降に始める場合でやむを得ない場合に必要となるとされています。

また、泣かせるネントレとして有名なのはファーバー式かと思いますが、そもそもファーバー式を提唱したリチャードファーバーさんはアメリカの小児科医であり小児睡眠障害センターの創設者です。いろいろ試してみたけどどうしても寝てくれないというお子様も対象にしているわけです。この場合必要に応じて泣かせる必要があるとされているのですが、「泣かせっぱなし」なわけではないのです。「ネントレ=泣かせる」わけではないということが、もっと広まってほしいなと個人的には思っています。

ジーナ式が大事にしていること

ずばり「睡眠」です。最低でも1歳になるまでは12時間以上の睡眠が必要とされています。細切れに寝て12時間以上の睡眠を取らせることも不可能ではないと思いますが、ジーナ式では朝寝・昼寝・夕寝・就寝とまとまって質のいい睡眠を取ってもらうことを重視していると思います。大人でも睡眠不足の状態では不機嫌になったりするわけなので。赤ちゃんはより不機嫌になって当たり前だと考えているわけです。

月齢1日の睡眠時間
0~1ヶ月16~18時間
1~3ヶ月14~15時間
3~6ヶ月13~14時間
6~12ヶ月11~13時間
1~3歳11~12時間
ユニ・チャームより引用
https://jp.moony.com/ja/tips/baby/childcare/sleep/bm0014.html

赤ちゃんは質のいい睡眠を保つために「空腹」は大敵ですよね。睡眠に悪影響を与えないようにするために「空腹」や「疲れすぎ」をコントロールしスケジュール化しよう。そのように考えられています。「スケジュール化」というと赤ちゃんはロボットではない。個人差があるのだから均一化できるはずがない。と思われますが、感覚的には単純に「睡眠」を重視することによって自然と決まったスケジュールになってしまうが近いのかなと思っています。

ジーナ式をやってみようと思ったら必ず本を用意する

ジーナ式に関してポジティブorネガティブなブログをネットで検索したらたくさん出てくると思います。ただ実際に実践してきて伝えたいことは「かならず本を読んでから始めてほしい」ということです。ブログでは成功した人はこんなに寝てくれるようになったという体験を書くと思いますし、うまくいかなかった人はまったく意味ないという記事を書くと思いますが、より成功に近づけるためにはネット情報だけではなく書籍の購入をお勧めします。電子でも書籍(中古でもたくさんあります)の形でもいいですが、一読してほしいです。理由としては、このメソッドはつまずきポイントがたくさんあり、その場合はこの対象法といった感じで解決法がちりばめられているからです。ネット情報だけでは自分の必要としている情報にたどり着くのが難しいですが、本であれば解決方法がそこにあるので失敗する確率が減りますし、ジーナが何を大事にしているかが理解できるからです。また、読んでみて自分に合わないと思えばやめることもできす。

本が読みずらい問題・・・

先にも述べましたが、ジーナ式を実践するには「ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」とい本を用意する必要があります。が、この本が何といっても読みずらいのです・・。海外の著書を翻訳しているからというのもあるのですが、原作でもあっちこっちにメソッドがちりばめられていて、1度読めば理解できるとは言い難いのです。その為、産後に赤ちゃんが寝てくれなくて精神・心身共に疲弊しきっていて頭が働かない、1冊本を読む時間もない・・。とい状況で無条件でお勧めできるかという疑問が残ります。(私は困りすぎて子供を抱っこしながら読み漁りました笑)もし、可能であれば妊娠中に一読できるといいのかなと。実際にやるかどうかは別にして「なぜ寝てくれないか」を知っているか知らないかでも、精神的に違うと思います。

X(旧Twitter)の活用をおススメします

ネット上の情報は取捨選択が必要と言っておいてなんですが、X(旧Twitter)の活用をぜひおすすめします。毎月27日はジーナの日としてツイオフが開催されており、ジーナ式を実践してきた先輩からうまくいかない時や悩みに対してアドバイスがもらえます。
その他にも同時期にジーナ式をやっているメンバーにも出会えるので、愚痴を言いあったりすることもできて孤独感を和らげることもできます。また、有志の方が立ち上げてくれた「ジーナ式育児 まとめサイト」は本当に参考になります。こちらの有志メンバーには海外に在住している方もいるので、原書に書かれているアドバイスなども見ることができてとても参考になります(非公式 会員制サイトになるため、ツイオフの参加など所定の条件があります)。

参考にしてほしいサイト

数あるサイトのなかでも、実際に実践してきて参考になると思うサイトを紹介します。当ブログよりも参考になる事が多くあると思いますので(笑)、実践しようと思っている方はぜひのぞいてみてください。

エミリーさんのサイト
ジーナ式だけではなくイヤイヤ期や叱るについてなど、育児法について幅広く扱ってくれているので、ジーナ式をやらない方にもおすすめ。X(旧Twitter)アカウントもあるので、フォローをお勧めします。

ばたこさんのサイト
こちらもジーナ式を実践しており、優良記事がたくさんあります。特に離乳食関連に関して豊富な記事があるので、離乳食を開始している方にお勧めです。X(旧Twitter)アカウントもあり、お子さん2人ジーナ式で育ているそうなので、兄弟がいる中ジーナ式を始めるという方も参考になるかもしれません。

さみさんのサイト
こちらはオーストラリアで育児をしていてジーナ式を実践している方です。最近は記事をアップするのをお休みしているようですが、X(旧Twitter)アカウントもあり、有益なツイートをたくさんしてくれていた方なので遡って見る価値がある方です。

KANAさんのサイト
こちらはジーナ式のスケジュールに特化しているサイトで、X(旧Twitter)アカウントだけでなくInstagramでも投稿されています。ツイオフでも多くのアドバイスをしてくれる方です。初期に起こるラブルや悩みに関して投稿されているので、新生児期や始めたばかりのトラブルが起きた時に一度は見てほしいサイトです。

ジーナ式が合う、合わないある!!

ジーナ式は理由があるとはいえ「スケジュール」がある程度決まっています。なので、決まった時間に決まったことをすることが苦にならない方にはお勧めできますが、「スケジュール通りに動くのは苦痛だ」という方には全くお勧めできません。この時間は朝寝、この時間に授乳する、この時間は昼寝、起きたら時間まで寝かせる努力をする等が苦痛に感じる、赤ちゃん主体の時間割が苦しくないけど夜だけは寝てほしい等の要望がある方はジーナ式ではなく「トレイシー式」が合うかもしれません(モチ家はトレイシー式は行っていなので紹介程度にさせていただきます)。こちらのトレイシー・ホッグさんが書いている「赤ちゃん語がわかる子育て大全」はトレイシー式を採用しなくても、育児法として参考になることが多くあるので、ぜひ読んでみてください。

「ゆるジーナ式」ってどう?

ここでいう「ゆるジーナ式」はスケジュールは参考にするけど、それ以外のメソッドは取り入れない。または、就寝時しっかり寝てほしいから夜間対応だけ実践するなどです。こちらに関しては正直お勧めできません。理由としては簡単で「失敗する(思ったよりうまくかないor希望通りの成果が見れない)可能性が高まるから」です。ジーナ式を実践してきたモチ家として悩み相談等に乗っていると、かいつまんでジーナ式メソッドを実践している家庭は、がっつりジーナ式メソッドを実践している家庭に比べて悩みや葛藤が多い印象があります。ゆるジーナ式をやるのであれば、先に紹介した「トレイシー式」や清水 悦子さんが書かれている「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」等を参考にしたほうが、より希望に近い成果を得られる可能性が高いと思います。

モチ猫

あくまでも「ジーナ式」育児法の1つなんだね!

モチ

そう!育児法の1つだから、自分に合わなければ別の方法を試せばいいし「ジーナ式 」じゃなければ夜寝てくれないわけじゃないよ!「ネントレ」ではないということがわかってくれたら嬉しいな!

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