知育の定番!絵本の読み聞かせは効果ある?いつから始めた?

モチ

知育のド定番といえば「絵本の読み聞かせ」ですよね!モチ家でも、もちろんやってきましたよー!始めたのは息子が1か月の頃からです。

モチ猫

おぉー!3歳までに1万冊ってやつだね!?

モチ

実はそれ知らなかったんだよねー(笑)
初めての育児で赤ちゃんを目の前にして、私は何をすればいいの??となってやり始めたのが絵本。

モチ猫

なるほど(笑)今現在効果を感じる??

モチ

実はとっても興味深い分野なのですよ。「絵本の読み聞かせ」がどんな影響をあたえるのか見ていこう!

目次

絵本の読み聞かせはいつから?

「いつからでも」だと思います(笑) 0か月からでも3か月からでもいいと思いますが、0歳の時期に読む効果はあると思います。簡単に始められる赤ちゃんとのふれあいアイテムの1つとして、知育とは関係なくてもぜひ楽しんで欲しいです!

20世紀までは0~3歳までの絵本の読み聞かせは不要と考えられていた!?

「絵本の読み聞かせ」は、20世紀までは、
0歳から3歳未満児の子どもにはあまり必要ないと考えられていた。絵本
は3歳以上から理解が可能で、乳児には絵本を認知するのは困難であると
いう見解が主流であった。

白鴎大学教育学部論集より引用

自分たちが0~2歳の頃の記憶を鮮明に持っている方はごく少数だと思いますが、確かに今ほど熱心に絵本の読み聞かせをしましょうという雰囲気ではなかった気もします。もちろん家庭によると思いますが、少なくともモチ家ではほぼありませんでした・・。

日本は2000年頃からブックスタートが始まる


1992年にイギリスで始まった「赤ちゃんと絵本を通して楽しい時間を過ごすこと」を目的とした「ブックスタート」を皮切りに、赤ちゃんへの絵本の読み聞かせが広まっていきます。日本では2001年から新規事業として広まり、今では0歳に絵本を読み聞かせることは普通にとらえられるようになっています。

絵本にはどのような効果があるの?

ずばり言語能力領域に良い影響を与えます。だいたい1歳前後に発語が始まり、どんどん言葉を吸収し2歳前後には2語文を話始め~と発達していきますよね。重要なのは、この発語するためには赤ちゃん側に「親が話していることとモノを結びつける能力」と「モノには名前があるということを理解する能力」が必要だということです。言われてみれば当たり前ですが、高度な思考能力を0歳に求めています。

下記の事例を経験した親も多いのでは?何を指しても「ワンワン」という微笑ましいあの頃。そしてある程度大きくなってくると、なんで犬以外も「ワンワン」なの!?と困った経験もあるかもしれません。これは上記の能力を獲得し発展させている途中経過だということですね!

言語の学習においても、相手が言った言語の意味を相手の気持ちや指さしや視線を手がか
りに汲み取っていく。たとえば、母親が犬を指さしながら、「ワンワン」
と言った言葉が、動物のことなのか、毛がはえて四つ足の白くてふわふわ
したものを意味するのか、逡巡する。したがって、「ワンワン」の意味す
る範疇が乳児によって狭義的な「犬」に辿りつくまでには、かなりの個人
差が生じているのである。

白鴎大学教育学部論集より引用

この能力を獲得するのに絵本はとても役に立ちます。他にも、日常生活を実況中継していると言語能力の獲得に良い影響が出る言われるのも、この2つの能力の獲得を手伝っているからだと思われます。

ただ、実況中継続けられますか?モチは暇すぎて結構やっていましたが、自分の語彙能力の限界と向き合わされますしかなり疲れます。その点、絵本は「指さししながら読み上げるだけ」なので、ゆっくり向き合えます。

モチ家での効果は??

実はモチ家の息子は発語が遅かったです。これ発語?と思われるものもありましたが、1歳半健診の時は発語0で要観察となっています。実際にしっかり言葉となったのは2歳の誕生日当日に発した「ママ」でした。そこからは早く2歳2~3か月頃には2語文を話始め、現在もうるさいぐらいしゃべってばかりの子になっています。

親子で共有する絵本から、母親が読む絵本の文字を音声で、耳から吸
収する子どもは、絵を目で追いながら、絵本の内容を理解し、2歳、3歳
になると、ほぼ絵本と同じ文章を暗唱する。その結果、絵本で認知した言
語を復唱し、日常生活でも活用していく。

白鴎大学教育学部論集より引用

そして我が家は2歳半ごろに上記事例を実際に体験しています。息子は「だるまさんが」という絵本と「クリスマストレインしゅっぱつ」という絵本が大好きで毎日毎日何回も読んでいました。その日も通常通り読もうと思ったら、息子がページに合わせて暗唱し始めました。「クリスマストレイン~」の方はある程度長さがあるのにも関わらず覚えていました。3歳の今、しっかりひらがなを追って読ませようとするとカタコトになりますが、字を追わせないとスラスラ読むことができますし、そこに出てきた電車やクリスマスの描写を日常生活で探し「アレは本で見たやつと一緒!○○だ!」と結び付けています。

幼稚園生活でも絵本や紙芝居を復唱していることが多いようで、コレってどういうこと??等質問が多いらしく、語彙数が多く言葉に関して興味が強いと言われるのが現状です。

大事なのは子供の言語能力の手助けをすること

ここで注意したいのは、「暗唱できることがゴール」ではないし「暗唱できない子はダメ」とかでももちろんないんです。絵本の読み聞かせを習慣にすることで、言葉への興味関心を高めて言葉の基礎を作り、言語能力を高めていく手助けをしているということを忘れたくないです。

そして絵本の読み聞かせは親も楽しめるようにすることも重要です。子供が絵本を読んでほしいとなる理由は①お気に入りの本があり、その本自体に興味があるから②身近な大人との時間やスキンシップを楽しみたいからです。母子間での絵本の読み聞かせを行っている時は前頭前野の血流減少(=心が癒される)が起きるとされているので、特に2歳ごろまでは②がほとんどだと思います。

なのでいくら読み聞かせが大事!と思っていても親が疲れきっていて棒読みで読み上げたり、子供の反応を無視して進める絵本タイムは、親子共に楽しくない時間になってしまいます。疲れてしまった時はまた時間を改めて読んであげるなど、親が疲れない方法で取り入れることができるといいですね!

YouTubeでの読み書かせや機械音源での読み聞かせってどうなの?

こちらに関しては今回の能力獲得と手助けという意味を考えると、あまり意味ないのかな?と思ってしまいます。隣で一緒に映像に対して指を指したり、身近な大人が一緒に参加するのであれば本ではなく映像でも同様の結果を得られるかもしれないですが、機械で読み聞かせ等を頼りたい時は大人が別のことをやりたい時だと思うんです。隣にいられるなら本読めますしね・・。例えば本を投げてしまう、食べてしまう頃にどうしてもやりたいんだ!という時には1つのツールとして使うのはいいかな?と思いますが、あくまでも親子一緒にという条件がでついてしまいそうです。

モチ

なんだか小難しい話になってしまい申し訳ないです!

モチ猫

ちょっと・・ね。絵本の読み聞かせは「言語能力の獲得を手助けできる1つのツール」ということだね!

モチ

今回は省いたけど国際調査でも、義務教育前の学習活動は10歳時点で相関があるという結果がでているよ!もちろん成長に伴って言語能力は獲得していくものだけど、少しでも手助けできるならやる価値はあると思う!

モチ猫

親子共に無理のない範囲で、楽しみながら取り組みたいね!

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